「沖縄本島地区のタクシー新運賃を公示」
方言ニュース10月6日(木)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
沖縄総合事務局はこのほど、
沖縄本島地区のタクシー新運賃を公示し、来月1日から適用すると発表しました。
小型車、中型車を普通車に統合し、
現行で上限500円から510円の初乗り運賃の上限額を
550円に引き上げるなどの改定内容を決定しました。
2007年以来の本格的な運賃値上げとなり、
改定によるタクシー事業者の増収率は9・45%となります。
沖縄総合事務局陸上交通課は
「タクシーサービスの質を維持するには運転者の労働条件について
一定の水準を確保することが必要であることを勘案し、
健全な経営が成立する水準の運賃を設定する」と説明しました。
また、運転者の労働条件の改善が適切に図られるよう、
県ハイヤータクシー協会に対して賃金水準の公表などを求める指導を
改定実施後に行っていくとしました。
新運賃は距離1・75キロで普通車530円から550円の幅に改定し、
排気量2千cc以上の大型車は580円から600円、
7人乗り以上の特定大型車=ジャンボタクシーは640円から670円に値上げします。