高校生により未確認とみられる3小惑星が発見される

「高校生により未確認とみられる3小惑星が発見される」
方言ニュース8月25日(木)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

石垣市にある国立天文台の施設を利用して
観測研究を実践する「美ら星研究体験隊」の高校生チームが、
今月日から5日の日程で観測に取り組み、
未確認とみられる小惑星を3発見しました。

今後、国際機関に報告するとともに、
石垣島天文台が追加観測し、新発見の可否の判定作業を進めます。

体験隊は八重山高校を中心に県内外の生徒を含む17人が参加し、
4つの班に分かれて、天体が発する電波を捉える
VERA石垣島観測局の電波望遠鏡と石垣島天文台の
「むりかぶし望遠鏡」を使って観測を試み、
今回はむりかぶし望遠鏡の班が未確認とみられる天体を見つけました。

高校生たちは5日に県立石垣青少年の家で成果発表し、
新発見の可能性がある天体を発見したことについて、
「八重山にちなんだ名前を付けたい」などと期待を膨らませていました。

「美ら星研究体験隊」は2005年に始まり、県内外の高校生が参加して新発見の成果を上げています。

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