「ういてまて」 小学校で着衣泳

方言ニュース  
2016年7月25日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

浦添市の神森小学校でこのほど、
誤って水に落ちた際の溺死を防ぐため、
服を着たまま水に浮く「着衣泳」の
講習が行われ、
5、6年生およそ70人が参加し、
水に落ちてしまった時には
「浮いて待つ」ことを学びました。

講習では、
市消防本部の隊員11人が講師を務め、

宮平消防副士長が初めに「水の事故では、
服を着けたままの場合が多い。
水に落ちた時には浮いて助けを
待つことが大切」と説明しました。

そして、児童たちは、合言葉として
「ういてまて」を声を合わせて覚えた後、

2人一組となり、
服を着たままプールに入り、
ペットボトルを胸に抱くなどして、
あおむけに浮くことを練習しました。

6年の与那覇小桜さんは
「服を着て水に入ると思ったより重く、
浮くのが難しかった」と振り返り、

同じく6年の山田昊君は
「最初はあまり浮かなかったが、
力を抜くと浮くことができた」
と話しました。   
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