石垣市が国内初の星空保護区認定を目指す

「石垣市が国内初の星空保護区認定を目指す」
方言ニュース6月2日(木)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

 星が見える夜空の美しさを守り観光振興につなげようと、
石垣市が国内初の「星空保護区」認定を目指しています。

 アメリカの国際ダークスカイ協会が2001年に始めた制度で、
これまでに世界でおよそ60カ所が認定を受けていますが、
国内の認定地はなく、市は認定で「さらに石垣島の魅力が高まり観光誘客につながる」
と期待しています。認定には夜空の暗さや街灯の明るさ、
種類など一定の基準を満たすことが求められるほか、
市民への啓発活動など地域の理解や取り組みも審査対象となります。

 石垣市は2段階の認定を計画し、まず国立公園の区域を対象にした
「ダークスカイ・パーク」の分野で「西表石垣国立公園」の範囲を
星空保護区として年度内に申請します。
 協会によりますと、申請後およそ3ヵ月で結果が出るということで、
その後、市街地を含む自然体の保護区化で
「ダークスカイ・コミュニティー」分野の認定を展望しています。

 申請に向け、審査する国際ダークスカイ協会の本部から責任者の
ジョン・バレンタインプログラムマネジャーが視察のためこのほど来島し、
「石垣島は条件がいい。市民サポートの在り方にもよるが、認定の可能性は高い」
と評価しました。

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