首里イラストガイドマップ発刊 10年かけ情報凝縮

2016年5月24日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

首里公民館のサークル「古都首里探訪会」が、
首里全域を徹底紹介するガイドブック
「王都首里見て歩き 御城と全19町ガイド&マップ」
を発刊しました。
首里城とそのお膝元にある19町の歴史的な名所や
隠れた史跡をイラストマップと共に紹介しており、
会員たちは
「これ一冊で首里の見どころが丸ごと分かる」
と胸を張って推薦しています。

公民館で2006年に開かれた講座が始まりで、
学びを続けたいと受講生がサークルを立ち上げ、
座学を行ったり町内を歩いて巡ったりして蓄積した成果を、
毎年、公民館の祭りで発表し、
その活動の集大成となりました。
全てのポイントに写真と解説文が付いているのに加えて、
豆知識をちりばめた「一口メモ」や「コラム」も掲載しており、
会員らが時間と労力をかけて集めた情報を凝縮し、
街歩きだけでなく学習教材にも格好の一冊となっています。

今年4月から会長に就いた松島弘明さんは
「首里だけでこんなに充実した一冊になるのかというインパクトがある」
と出来栄えに満足げで、
「変わりゆく首里だが王都の歴史がこの本に詰まっている」
とアピールしています。

A5判サイズ、1冊1620円で県内の書店で販売されています。

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