南城市の史跡などの切手が地域活性化に一役

2016年5月25日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球王国最高の聖地で世界遺産の斎場御嶽を中心に、
南城市内の史跡や伝統文化、
景観などが郵便切手となり、地域を元気づけています。

南城市、南風原、与那原、八重瀬の4市町が
地域貢献を目的に企画したもので、
切手10枚入り1シート千枚を先月に日本郵便から発行しました。

観光客でにぎわう斎場御嶽をはじめニライカナイ橋、
南城市イメージキャラクター「なんじぃ」2枚、
大城のトゥール旗頭、
古堅のミーミンメー、前川の玉泉洞鍾乳洞、糸数城跡、
佐敷遠景、津波古の棒術の10点が発行され、
1シート1300円で、島尻郵便局内10ヶ所と那覇中央郵便局、
それに、牧志郵便局で限定販売されています。

特に知念字久手堅の斎場御嶽入り口にある知念郵便局では
「沖縄でしか買えません」と大きな立て看板を表に掲げ観光客に呼びかけたところ、
先月からゴールデンウィークにかけてかなり売れたということで、
大嶺郵便局長は「400シート準備したが、
およそ半分が売れるほど評判が良かった」と笑顔で喜びを語りました。

また、大里字古堅出身の与那原郵便局の上原局長は、
出身地の伝統文化ミーミンメーが切手に取り上げられたことに
「村を知ってもらう良いチャンスで、村の誇り」と販売に力を入れています。
再生