2016年2月23日(火)放送分
担当は糸数昌和さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
うるま市赤野のヌーリ川べりにある
「ど根性桜」がことしも花をつけました。
ど根性桜は新赤野橋のたもとにある桜で、
幹の根元近くから折れていました。
住民たちはことしの開花に気をもんでいましたが、
周辺にある桜より早めに花をつけ、
ほっとしています。
ヌーリ川桜まつり実行委員会によりますと、
ど根性桜は去年1年も台風であおられ、
水かさの増した川面の水に漬かることもあり、
ことしの開花が危ぶまれていましたが、
このほど開かれた第5回桜まつりでは、
花をつけたど根性桜を目当てに多くの人が訪れ、来訪者は
「生命力の強いところを見せてくれてうれしいね」
と笑顔で話しました。
1985年2月から植樹が始まった
ヌーリ川はおよそ1・5キロの長さで、
周囲には600本以上が植樹されており、
ことしもおよそ50本を植えました。
桜の名勝地にしようとの動きも活発で、
将来は川に船を浮かべて桜を眺める企画も想定しています。
実行委員会は
「木々のつぼみの膨らみ具合からすると、
20日、21日以降が見頃になる」と説明し、
「駐車場も整備されており、
高齢者や障がいのある方々にもぜひ見てもらいたい」
と来場を呼び掛けています。