おきなわマラソン それぞれの思いを胸に走り抜ける

方言ニュース  
2016年2月22日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。
おきなわマラソンが
きのう、沖縄本島の中部路で行なわれ、
退職記念に走る人や
仲良くそろって走る兄弟など、
ランナーはそれぞれの思いやスタイルで
起伏の激しいコースに挑み、  
沿道などで声援を送る家族や教え子たちも
ランナーの力走を支え、
最後は完走の喜びを分かち合いました。

このうち、
宜野湾市の山内智博さん(37)歳は 
家族3代の応援を受けて
フルマラソンを完走しました。

ゴール200メートルほど前から
娘の結叶ちゃんが智博さんの手を引き、
2人で手を握り合って走りきりました。

智博さんの父親の晃さんも毎年出場し、
親子で走っていましたが、
現在は引退し、自身の妻と
智博さんの妻と一緒に応援に回りました。

智博さんの2人の息子も
応援に駈け付ける中、
一家は沿道3ヶ所を移動して声援を送り、
水分補給を手伝い、
智博さんは「毎年お決まりの場所で
水を渡してもらった」と
顔をほころばせました。

娘の結叶ちゃんは「お父さんが
頑張っていた。高校生になったら
一緒に出たい」と期待に胸を膨らませ、
父親の晃さんは
「世代が代わりバトンタッチしていくが、
マラソンが家族の活力になっている」
とほほ笑んでいました。
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