沖縄県民の飲酒頻度の結果が報告される

方言ニュース 
2月18日 放送分
今日の担当は 上地和夫さんです。

沖縄県民の飲酒頻度の結果が報告される

琉球新報の記事から紹介します

県民の飲酒頻度は全国より低いものの、一度に飲む量が多く、
男性の3割、20代から30代の女性の1割以上が酒を飲みすぎて思い出せないといった
経験があることが県のこれまでの調査で明らかになりました。
調査の結果、「1週間に4回以上飲酒する」と答えたのは、県内は男性22・7%、
女性は7・8%で全国よりも少ない結果でした。

しかし多量飲酒の目安となる純アルコール60グラム=日本酒3合を越える量の
酒を週1回以上飲む人は男性が22・2%で全国の2倍、女性は6・1%で、
全国の4・7倍以上でした。

さらに、普段飲む量が純アルコール100グラムを越える人は、
県内男性が30・3%、女性も23・3%と一度に大量のお酒を飲むことが多い事も
浮き彫りになりました。県は県民の飲酒行動を「機会多量飲酒」と位置づけ、
「未成年者、若年層、男性の働き盛り世代をターゲットに対策を講じる必要がある」
としていますが、鳥取大医学部の尾崎米厚教授は
「若年が突出しているのは沖縄にしか見られない傾向。
飲酒習慣が形成される18歳、19歳の飲酒行動を調査した上で対策を講じる必要が
ある」と指摘しています。

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