でいご娘 家族の物語描く『艦砲ぬ喰ぇ残さー物語』出版

2016年2月9日(火)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

姉妹4人の民謡グループ「でいご娘」が歌う「艦砲ぬ喰ぇ残さー」の成り立ちや、
でいご娘の父親で、歌の作者の比嘉恒敏さんと
家族の物語を描いた本「艦砲ぬ喰ぇ残さー物語」の出版祝賀会が
このほど、読谷村内で開かれ、
でいご娘や関係者らが集まり、出版を祝いました。

この中で、本の作者の仲松昌次さんは
「私にとって非常に大事な本になった。
行でも感銘を受けてくれたら、次の世代の人に伝えてほしい」
と呼びかけ、
「でいご娘と恒敏さんをはじめ、いろんな人たちの思いが凝縮されている。
協力してくれた人たちにお礼を申し上げたい」
と感謝の意を表しました。

さらに、祝賀会では、でいご娘の島袋艶子さんが
「きっと父も喜んでいると思う。この本はわたしたちの1つの財産だ」
と感謝を述べ、「艦砲ぬ喰ぇ残さー」などを披露しました。
また、ラジオ沖縄で毎週水曜日の夜10時半から放送中の
「今日んにふぇーでーびる」のパーソナリティーで、
でいご娘のメンバーのひがけいこさんは
「本によって今まで知らなかった父のことや
読谷の歴史なども知ることができてよかった」
と本の出版を喜びました。
再生