おばあQ

 

方言ニュース2014年2月24日(月)放送分
担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

最高齢85歳の女性8人でスタートした与那原町しまくとぅば劇団「おばあQ」はこのほど、
南城市の大里グリーンタウンにある学童施設、「木の国学童」で劇を演じました。

「木の国学童」代表の大城正子さんが新聞に掲載された劇団の記事を読んで、
「うちの子供たちにもぜひ、見せてほしい」と依頼したものです。

劇では上原利恵子さんが紙芝居で鬼ムーチーを朗読した後、町女性会会長の新垣千鶴子さんが赤い面をかぶって
鬼役を演じ、鬼に散々苦しめられた住民が知恵を絞って鬼にムーチーを食べさせ退治する場面を、
児童たちは真剣な表情で見入っていました。

小学1年の目取真らいき君(7歳)は「赤い鬼の面をかぶって暴れるところが面白かった」と話し、
大城さんは「皆さんの演技が素晴らしく貴重な体験をさせてもらった」と感謝しました。
一方児童たちから「かわいいおばあさんだ」と呼ばれた知念節子さんは「こんなうれしいことはない。
今度は与那原町の運玉森にちなんだ伝説、ウンタマギルーをしまくとぅば劇にして演じたい」と意欲を語っていました。
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