やんばる観光活性化目指し 周遊バス運行

2015年12月22日(火)放送分

担当は上地一夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

素通り観光から着地型への成長を目標に掲げた新事業を
やんばる観光推進協議協会が始めます。
名護市から今帰仁村、本部町を結ぶルートで
周遊有料バスを運行させるもので、
北部のホテルで宿泊した観光客を主なターゲットにしており、
観光名所など19ヶ所に立ち寄りながら、
本部半島をぐるりと回ります。

やんばるを楽しんでもらい、
宿泊数拡大、顧客開拓などを目指すとともに、
恩納村内のホテルの観光客も取り込みたい意向です。
また、「やんばるを遊び尽くそう」をテーマに、
年明け19日まで
有料実証運行を行って客のニーズを把握し、
数年での通常運行を模索します。

始発は名護市内のホテルで、
国天然記念物のひんぷんガジュマルも停車地点になっており、
そこでは名護市観光協会と協力しながら「まちなか散策」も受け付け、
街中への観光客の呼び込みを図ります。

推進協議会の川添会長は
「やんばる観光が自立していくための実証運行となる。
好きな場所で自由にやんばるを満喫してほしい。
将来は推進協議会と北部バスが連携する形で運行したい」
と展望しています。
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