県出身の力士・宇良の奮闘に 地元から声援

2015年12月8日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

3月に大相撲春場所で初土俵を踏み、
順調に出世を続けている宇良(うら)の父親の出身地の国頭村宜名真区で、
宇良の取組があるたびに親戚や住民らが集まってテレビ観戦し、
熱い声援を送っています。

初の幕下で臨んだ先月の九州場所は7戦全勝の結果を残し、
千秋楽では同じ7戦全勝で部屋の1年兄弟子の芝(しば)との間で優勝決定戦が行われ、
祖父の繁さんの自宅に親戚らが集い、固唾をのんで放送を見守りました。
2分40秒の長い相撲となり、激しく競り合いましたが惜しくも敗れると、
親戚一同は残念そうな表情を見せつつも奮闘に拍手を送りました。

小兵ながら業師として注目されている宇良は、来場所は幕下上位が濃厚で、
新十両の可能性も残しており、優勝決定戦を見守った祖父の繁さんは
「今まであんなに長い時間の相撲はなかった。残念だ」
と悔やみながらも、これまでの孫の活躍に
「これからも応援する。さらに上まで進んでほしい」
と期待を込めました。 
また、宜名真区の山入端区長は
「宇良の活躍は住民にとっても大きな心のよりどころだ。
幕内を目指し、息長く頑張ってほしい」とエールを送りました。

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