伊是名村の古民家を移住者の住宅として活用

方言ニュース 
11月12日 放送分
今日の担当は伊刈典子さんです。

伊是名村の古民家を移住者の住宅として活用

琉球新報の記事から紹介します
伊是名村が村内で空き家となっている古民家の内装や屋根などを修復・復元し、
移住者の住宅として活用する事業で入居希望者が相次ぎ、人気となっています。

村が完成させた2棟に入居する移住者をインターネットで公募したところ、
先月末までに120万件に達し、閲覧者からは「住みたい」「木のぬくもりが伝わる」
などのコメントが寄せられました。入居者は満40歳以下で、
15歳以下の子どもがいるなどの条件があり、
入居期間は5年から10年となっていますが、古民家2棟のうち、勢理客(せりきゃく)区にある1905年築の「名城家住宅」は、岡山県から夫婦と子ども3人の5人家族が
入居する事が決定し、伊是名区で復元した古民家には県外から女性と子ども5人の家族が入居することが決まりました。

村によりますと、伊是名区に住む予定の女性は
「都会で小さな子ども5人がはしゃぐと隣近所に迷惑掛けないか心配。
伸び伸びした環境で育てたい。」などと、移住の理由を話していたということです。

前田村長は「昔の風情を取り戻し、古民家に村民として人が住み、
観光にも役立てていくという三つの目的がある。高齢化が進む中、なるべく若い人に島にきてもらいたい。雇用創出に向けて6次産業化を進めたい」と強調しました。

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