ウミガメ轢死防止の土のう設置

2015年10月21日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報ニュースです。

今年8月に産卵直前だった雌のアオウミガメが
車にひかれて死んだ大宜味村喜如嘉の国道58号で、
沖縄総合事務局北部国道事務所はこのほど、
再発防止のため国道と砂浜の間に土のうを設置しました。

産卵後の親ガメやふ化した子ガメが
道路に出てくるのを防ぐことが目的で、
近くの砂浜で産卵したウミガメの卵が
ふ化する見通しの今月末まで設置する予定です。

日本ウミガメ協議会によりますと、
ふ化した子ガメは街灯など
光に向かって進む傾向があるということで、
北部国道事務所は従来、
街灯の光が海側へ漏れないような措置を施してきましたが、
体の大きな親ガメが道路に入ってくることは想定外だったため、
対策を検討していました。
 
北部国道事務所はウミガメの道路進入が懸念される
国道沿いの他の地点でも対策を進めています。
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