「沖縄コロニー大賞」今年で終了

2015年9月15日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

さまざまな分野で活躍する障がいのある人を
1996年から毎年表彰してきた
「沖縄コロニー大賞」が、
第20回となることしを最後に終了します。
実行委員会は
「障がいのある人を取り巻く環境は改善され、
 当事者が声を上げられる社会になりつつある。
 賞としての役割はある程度果たした」
と話し、来年度以降は別の形の顕彰を
検討したいとしています。

沖縄コロニー大賞は社会福祉法人沖縄コロニーの
創立40周年を機に設立され、
これまで佐喜真義肢の佐喜真保さんや
車いす陸上競技選手の上与那原寛和さんら、
各界で活躍する障がい者らを表彰してきました。
コロニーワークショップ沖縄所長で
実行委員会の佐久川清美さんは
「現在の形での実施は最後だ。
 実績を残している人はもちろん、
 今後どんどん活躍してもらえる人を
 推薦してほしい」
と呼び掛けました。

最終回となることしは現在、
沖縄出身か県内在住の障がいのある人で、
社会活動や文化、芸術、スポーツなどで、
優れた実績を残し、今後の活躍が期待される個人、
団体を対象に、候補者の推薦を受け付けています。
応募締め切りは来月8日で、「障害者の日」の
12月9日に贈呈式を開きます。

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