伊江島の“母”を訪ねて

方言ニュース 

7月16日 放送分
今日の担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します

伊江島の“母”を訪ねて

『お母さん、ことしも帰っていい?』
電話の向こうで笑顔を見せるのは兵庫県宝塚市在住の川崎真弓さん(24歳)です。
川崎さんは中学3年生の時、修学旅行で訪れた伊江島の民泊体験をきっかけに
10年前から毎年、当時の受け入れ民家の儀保真知子さん(50歳)宅を
訪ねているもので、家族の一員として接してくれる居心地の良さと癒しを感じるという
川崎さんは儀保さんを『伊江島のお母さん』と呼び、『第二の古里』と語ります。

儀保さんも離れて暮らす娘が帰省した時と同様、「お帰り」と出迎え、
家族同然の付き合いを続けています。

儀保さんの息子で、小学5年の賀丸君も川崎さんを心待ちにしており、
川崎さんは訪れるたびに成長している賀丸君を弟のように見守り、
誕生日にはプレゼントも贈ります。

賀丸君も実の姉のだと信じて疑わなかったという仲の良さです。
「真弓も、きれいなレディーになった」と
川崎さんの成長を見守る母の顔を見せる儀保さん。

伊江島の青い海が好きだという川崎さんは
「お母さん、帰って来たときはいつも温かく迎えてくれてありがとう。
娘だからね。これからもよろしく」とメッセージを伝えました。

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