平和の民謡(うた)をレコードで

2015年6月30日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

レコードで聴く平和の民謡(うた)をテーマに、
レコードトークがこのほど、
沖縄市中央の市音楽資料館「おんがく村」で開かれ、
島唄解説人の小浜司さんをナビゲート役に、
「平和の願い」をはじめ、
9曲の懐かしい音律に県内外の参加者
およそ30人が耳を傾けました。

この中で、小浜さんは
比嘉恒敏(ひがこうびん)さんの作品
「艦砲ぬ喰ぇー残さー」について、
「戦後の本格的な反戦歌の一つ」
と紹介しました。
また、小浜さんは
「戦世ぬセンスル節」については、
「自費制作でほとんど流通していない」
と説明し、珍しい音源を次々に披露しました。

さらに、小浜さんはLP版「時代」に
収められた屋嘉節は、
「民謡歌手の金城実さんが
 カンカラ三線を弾きながら歌った」
などと解説しながら、
歌の持つ魅力や背景を伝えました。

そして、三線歌手、登川誠仁さんの作品
「戦後の嘆き」については、
「登川さんが『トイレの中で戦争を振り返り、
 できた歌』」
と制作経緯を説明しました。

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