『国頭港食堂』 口コミ人気広がる

方言ニュース 

5月28日 放送分
今日の担当は伊狩典子さんです。

『国頭港食堂』 口コミ人気広がる

琉球新報の記事から紹介します。

国頭村漁業協同組合が先月に辺土名漁港内にオープンした
『国頭港食堂』が、口コミで人気を集めています。

早朝に定置網漁で捕れた魚が昼には皿に並ぶ新鮮さと、
料理店で包丁を握った経験のある漁師がさばく、飽きのこない日替わりメニューが売りで、
大嶺組合長は『多くの人に食べてもらい、いずれは食堂の規模も拡大したい』
と意気込んでいます。

食堂は観光客向けの定置網漁体験を提供していた組合が、捕った魚をすぐに提供しようと企画していたもので、漁師ら自らで1年かけて、漁港内の加工施設2階に
食堂を完成させました。

午前中のセリが終わると、朝捕れたばかりのミーバイやグルクン、
イカは漬け丼やから揚げ、みそ汁となって売れていきますが、鮮度落ちが早く、
店舗に並ばない魚も提供する為、食堂に来ないと食べられないものもあるということです。

漁協の漁場は東村沖までまたがる本島一の広さで、好漁場も多く、
漁協は豊富な資源を売り出す為、今年3月、居酒屋経営の民間企業と提携し、
活魚の販路拡大にも乗り出しています。

大嶺組合長は
『周知されていない未利用魚も含めて、活魚や鮮魚をいろんな形で提供したい。』
と語りました。

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