第22回ふるさと歌自慢決勝大会 開催

方言ニュース 
2015年5月25日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

第22回ふるさと歌自慢決勝大会がおととい、
うるま市民芸術劇場・響ホールで
開催されました。

大会は、琉球民謡協会の主催で開かれたもので、
前身のナークニー大会を合わせると、
28回を数える、歴史ある大会です。

今年は、世界中にある支部を合わせて、
およそ2400人の会員の中から29人が
決勝大会へ、エントリーしました。

優勝した県立芸術大学一年の石嶺愛莉(いしみねあいり)さんは、

「受賞したことが信じられない。
息の長さを保ちながら、聴いている皆さんに
良い心地で聴いてもらえるよう歌った。
これからも、好きな三線を続けていきたい」
と話し、

準優勝の譜(ふ)久原(くはら)律(りつ)紀(き)さんは
ラジオ沖縄の新唄大賞で、
民謡グループ「美(み)童(やらび)フェーヌナー」として
優勝した経験のある実力のある若手で、

「三線を初めて13年になる。
実力を試したかった」と語りました。

また、最年少で特別賞を受賞した、
西原町立坂田小学校六年の池原輝飛(いけはらてるたか)君は、
先日町内で開催された
梅の香り大会でも優勝したホープで、
「これからもいろんな賞をとりたい」
と意気込みをみせていました。

琉球民謡協会の上原政雄会長は
「若い方が、どんどん出てくるのは
民謡界にとってもうれしい」と語りました。

大会の模様はラジオ沖縄では、
来月16日、午後7時から、

沖縄テレビでは、来月25日、
午後3時56分から放送されます。
再生