母の日特別公演が沖縄市で開催

方言ニュース  
2015年5月11日(月)放送分

母の日の昨日、沖縄市の
沖縄市民会館大ホールで、
母の日特別公演
第5回歌って踊って大爆笑喜劇が
開催されました。

これは、数ある母の日公演の中でも
琉球舞踊、民謡ショー、
民謡唄者による歌謡ショー、

そして、唄者の松田弘一(ひろかず)さん演出の
民謡グループ、
ザ・フェーレーのメンバーらによる
沖縄芝居も演じられるなど、
バラエティーに富んだ構成で、
毎年賑わっています。

会場は、普段、育児・仕事・家事に
頑張っているお母さんの労を労おうと、県内各地より
多くの親子連れが訪れました。

糸満市から来た知名啓子(けいこ)さんは
「山里ユキさんのファンで来た。初めて、生唄を聴けるので、
わくわくしている」と話し、

その息子の潮平小学校1年生の
知名定新(ていしん)君は
「民謡を習っているので、
興味があって来た。お母さんと一緒に楽しみたい」と話しました。

制作のキャンパスレコードの
備(び)瀬(せ)義(よし)勝(かつ)さんは
「歌が滅びると言葉が滅びる。
言葉が滅びると国が滅びる、
と言われている。
芸能を通して、沖縄(うちなー)口(ぐぅち)を
大事にしていきたい」と話し、

松田弘一さんは
「最近のお客さんは、
カラオケで自分が楽しめる歌を
聴きたいという傾向がある。
音楽の楽(がく)は、学ぶではなく楽しむと書く。
今日はぜひ、
皆さんに楽しんでいってほしい」
と語っていました。

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