那覇市がクレドカード導入

方言ニュース  2015年5月6日(水)放送分
担当は糸数昌さんです。

琉球新報ニュースです。

那覇市はこのほど、
職員一人一人が目指す職員像や行動基準などを記したカード
「クレドカード」を導入しました。

全職員に携帯させることで、
市民への奉仕者として意欲的に
行動できる人材育成につなげる方針です。

クレドとは「信条」、「志」などを意味するラテン語で、
世界的なホテルや企業をはじめ、
最近では国内の自治体でもカードの導入が進んでおり、
那覇市では、ことし4月改訂の「市人材育成基本方針」で掲げる
職員像や行動基準などを記載したカードを導入しました。

那覇市のカードは名刺大で、
「行政のプロとして自覚と責任を持ち、
自ら考え行動することができる」など目指す職員像、
「市職員であることを誇りに思い、
使命感と責任感を持って積極的かつ
柔軟に行動する」など行動指針が記載されているほか、
座右の銘を記すことになっています。

カードに座右の銘「耕(こう)心(しん)」を書き込むという城間幹子市長は
「カード導入で職員個々の強みを引き出し、
伸ばし、補い合うことで相乗的に職員力を高める。
職員の心を一つに紡ぎ、組織力を最大限に発揮していきたい」
と強調しました。
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