方言ニュース 2015年4月15日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報ニュースです。
図書の貸し出しや観光情報の提供を行う
村立の恩納村文化情報センターの
今月23日の会館に向け、
恩納村仲泊のセンターでは、
村民ボランティアの協力も得ながら
図書の陳列などの準備作業を着々と進めています。
図書の貸し出しを行なう施設は恩納村では初めてです。
センターは恩納村博物館と建物が内部でつながっており、
センターの会館に伴って博物館の入場は無料になります。
建物は3階建てで、1階に観光情報フロア、
2階に図書情報フロア、3階に飲食可能な展望台があります。
観光情報フロアには村内およそ250の観光スポットや
地域の情報を提供する端末が設置されており、
興味のあるスポットを選択すると、
その人に合わせた観光ルートを提示したり、
関連する収蔵図書や博物館の
収蔵品を自動で勧めたりする県内初のシステムを利用した
「フィールドナビ」を導入しています。
他にも一般の人が本島北部の歴史スポットなどで
撮影した写真を集積、公開するシステム
「キオクボード」など、
地域一体となって観光情報を積み上げていきます。
図書情報フロアはおよそ11万冊を所蔵し、
東シナ海が一望できる読書カウンターや
読み聞かせやワークショップに使える個室を備えています。