糸満市のティラガーでお水取り儀式が行われる

担当は糸数昌和さんです。

旧暦の元日にあたる今日、
糸満市照屋にある湧き水
照屋水源地(ティラガー)では、
新年に家族の健康を願って水を汲むお水取り式が行われ、
夜明け前から地域住民が集い、
やかんやペットボトルなどに新春を祝う若水(ワカミジ)を
注ぐ様子が見られました。

ティラガーは古くから地域の生活用水に使われた湧き水で、
去年10月に住民の呼びかけで井戸周辺の防護柵が立て替えられました。

毎年、若水を汲むという新垣よしこさん80歳は、
「新しいお水でお茶を沸かして、仏壇にお供えします。
 今年も、いい事がたくさんありますように」
と笑顔を見せていました。

また今日は、
糸満市内の白銀堂に早朝から参拝客が訪れ、
一年の平安を祈願していました。

来月2月には、糸満漁港北地区で
サバニの初漕ぎが行われる予定です。
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