御内原の一部が復元

 2014・1・27(月)
琉球新報の記事から紹介します。

首里城正殿の裏手に広がり王族のプライベート空間だった
「御内原(うーちばる)」の一部建物の復元工事がこのほど完了し、国王や王妃の居室であった
「黄金御殿(くがにうどぅん)」、
調理場のあった「寄満(ゆいんち)」、国王の身の回りの世話役が詰めた「近習詰所(きんじゅうつめしょ)」、国王が執務の合間に休憩した「奥書院(おくしょいん)」の4カ所が往時の姿を現しました。
このうち、御内原は女性たちが取り仕切り、国王とその家族以外は男子禁制という 空間ですが、資料が乏しく、建物構造など不明な点が多いということです。

すでに、一般公開が始まっていますが、今回の復元では黄金御殿内に特別展示室を整備し、
王府の美術工芸品などを展示しています。
きのう、おとといの両日には
開館記念イベントとして、神女や王府役人が首里城内の御獄を
巡拝した「百人御物参(ももそおものまいり)」の儀式も再現されました。 (了)

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