新唄大賞 柴引さんが大賞受賞

方言ニュース  
2015年3月16日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球民謡の発展と継承を目的に、
ラジオ沖縄が毎年開催している
『新唄大賞』の公開審査会が、昨日、
沖縄市のミュージックタウン音市場で
行われ、

平和への思いを綴った
『摩文仁の丘で』を歌った
柴引(しばひき)律子(りつこ)さんが
大賞を受賞しました。

今年で26回を数える新唄大賞は、
新作民謡のコンクールで、
今回はおよそ30点の応募の中から
一次審査を通過した12組が本選に臨み、

およそ300人の観客の前で、
歌声や演奏を披露しました。

歌唱賞に選ばれたのは
『島ぬ祭りだヒヤユイサー』を歌った
吉川(よしかわ)忠男(ただお)さん、

作詞賞は、仲村渠(なかんだかり)恵(めぐみ)さんが歌った
『あんまーしぬでぃ』を
作詞した
赤嶺まさのりさん、

作曲賞は、糸数ひろきさんが歌った
『恋し(くいし) 生まれ(んまり)島(じま)』を作曲した
仲宗根はじめさん、

大衆賞は、
『イミがさとめー 星の王子様』を
歌った
斉藤まーみーさん、

奨励賞は、『ゆっきめーぬ浜』を歌った
ひがけいこさん、

審査員特別賞は、
『国頭(くんじゃん)黄金森(くがにむい)』を歌った
ぱいかじファミリーに
それぞれ贈られました。

グランプリに選ばれた柴引さんは、
『戦後70年の節目に平和への思いを
込めて歌った』と審査会を振り返り、

『大賞を受賞でき、最高です』と
目を潤ませていました。

新唄大賞の審査会の模様は、
今月20日午後8時からお送りします。

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