南風原町海外移住者子弟研修生の送別激励会が開催される

方言ニュース 

3月12日 放送分
今日の担当は伊狩典子さんです。

南風原町海外移住者子弟研修生の送別激励会が開催される

南風原町海外移住者子弟研修生でブラジル出身の玉城・ミリアン・さちえさん(29歳)と、ペルー出身の大城・ルイス・ミゲルさん(22歳)の送別激励会が、このほど、
南風原文化センターで開かれ、赤嶺教育長が
「沖縄での経験を古里に持ち帰り、懸け橋となって活躍してほしい。」と激励し、終了証を手渡しました。

2人は去年12月末から滞在し、日本語や沖縄の歴史、文化などを学んでいたもので、
滞在中に世話になった人々へ感謝の言葉を込め、取得した日本語で堂々と発表しました。
このうち、玉城さんは10年前にも来日し、3年間日本に住んでいたことを紹介し、
働きづめで日本語習得の暇もなかった事を振り返り、その経験を糧にして沖縄で
勉学に励んだとあいさつしました。

その上で、玉城さんは
「皆さんと再会するために必ず沖縄へ帰ってくる。この出会いをいつまでも忘れません。」
と感謝しました。また、大城さんは、
「沖縄に来て短い時間で日本語が上達した。ペルーに帰っても三線やエイサーを続けたい。」と決意を込めていました。

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