60年以上前の貴重な古酒を発見

2015年3月10日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

今帰仁村仲宗根区でそば屋を営む
山城大輔(だいすけ)さん(36)歳、
圭子(けいこ)さん(39)歳の自宅から
60年以上前の古酒が見つかりました。
酒は貴重なもので、話題となっています。

山城さんの自宅は大輔さんの祖父から譲り受け、
10年前に引っ越したもので、
酒は大輔さんの叔母で東京に住む
純子(じゅんこ)さんの誕生を祝い、
祖父の義秀(よしひで)さんと
祖母の節子(せつこ)さんが
当時住んでいた自宅の押し入れに保管しました。
大輔さんは引っ越した時に、
酒がめを確認していましたが、
最近になって身内から
「かめはまだあるか?古くて貴重な酒だ」
と言われ、あらためて探したところ、
「まるだい」の文字が記されたかめを確認しました。

先月下旬、製造元の地元の酒造メーカーに
持ち込んで確認したところ、
量はかめの半分ほどに減っていましたが、
アルコールも十分に残っており、
大変貴重な酒と分かったということで、
かめに入った古酒を、2升半の酒瓶2本に
詰め替え封をしました。

大輔さんは
「叔母は現在、東京にいる。
 本人の生年祝いか、息子の成人祝いで
 酒を酌み交わそうか、身内と相談し、
 貴重な古酒を楽しみたい」
と笑顔で話しています。
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