認知症患者ささえるサポーター養成講座開催

方言ニュース  
2015年2月2日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

脳の病気が原因の認知症を
社会全体で支えようと、
沖縄市主催のサポーター養成講座が
このほど、沖縄市役所で開かれ、

美里高校3年の新里弥生さんと
名城ゆいさんらが講師を務め、
「大好きなてるばあちゃんへ~
家族で認知症介護を考える」を
テーマに実践報告を行いました。

この中で、新里さんは、
認知症を患う祖母の生活の様子を
説明した上で、
生活改善作戦に乗り出した課程を説明し、
「ご飯と薬の時間だよ大作戦」と銘打ち、

配膳しやすいオリジナルのプレートを作ったり、
日めくりカレンダーに朝と晩の薬を貼り、
定時服用できるようにしたりと、
失敗もしながら、
工夫した事例を挙げました。

また、鉢植えのホウレンソウ栽培や、
編み物の好きな祖母に
ショールを作ってもらう「おねだり作戦」で
指先の機能訓練と脳への刺激を考えた事例も説明し、

「結果を求めず寄り添い、1人で悩まず、
諦めないことが大切」
と呼び掛けました。 

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