3姉妹がカジマヤーを迎える

方言ニュース 

9月18日 放送分
今日の担当は
伊狩典子さんです。

3姉妹がカジマヤーを迎える

琉球新報の記事から
紹介します。

3人がカジマヤーを迎え、
そろえば、ちょうど満年齢300歳となった長寿姉妹がいます。
うるま市与那城上原の首里ナへさん(106)歳と
次女で那覇市松川の森屋チヨさん(98)歳、
三女でうるま市与那城上原の東江トヨさん(96)歳の姉妹です。
今月7日、首里さんの義母の首里ゴジさんの三十三回忌が、
うるま市の宮城島の首里さん宅で行われた際、
森屋さんは足を悪くして来られなかったものの
この日、東江さんが「はい、元気ねぇ」と、ナヘさんに語り掛け、
1世紀に及ぶ長寿に親類や地域住民らがあやかりました。

東江さんと首里さんは共に宮城島で農業を営み、子を育て上げ、
首里さんは聴覚が弱くなったものの、受け答えはしっかりしており、
多くの親類が集ったこの日、「みんなに会えてうれしい」と相好を崩しっぱなしでした。
カジマヤーを迎えた東江さんは、首里さんの隣の席で
「姉さんは私の母親代わりだった。母は私が5歳の時に亡くなったから。
会ったらやっぱりうれしい」と話し、
長寿の秘けつについて「体を動かし、野菜食べてきたから」と快活に話しました。
東江さんのカジマヤー祝いは来月18日に行われる予定で、
その時には3姉妹がそろうということです。

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