沖縄ホテル旅館棟など 有形文化財に

方言ニュース   
2023年11月29日(水)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

国の文化審議会は24日、那覇市大道にある
「沖縄ホテル旅館棟」のほか、
関連施設の「沖縄ホテルレンガ棟」
「沖縄ホテル大道門」「沖縄ホテル瓦石垣」の
合わせて4件を国の有形文化財に
登録するよう答申しました。

答申では、旅館棟は花ブロックを用いた
当時の建築技術が随所に見られ、
レンガ棟は戦後沖縄のホテル発祥の遺例として
希少な建築だとしています。

大道門は沖縄の伝統建築の意匠が詰め込まれ、
外周を巡る瓦石垣と一体となって
沖縄らしい景観を形作っているとされました。

沖縄ホテルは1941年、那覇市港町に
「沖縄観光の父」と呼ばれる
宮里定三氏が開業しました。

45年には艦砲射撃で全壊しましたが、
戦後、土建会社社長の自宅兼事務所を買い取り
ホテルに改築したもので、
山下清や棟方志功ら芸術家にも
愛されるホテルとなりました。

ホテルを設計した仲座久雄氏は、
花ブロックを考案し、
広めたことでも知られており、
定三氏の孫で、沖縄ホテル代表取締役の
宮里公宜(きみのり)さんは
「国から沖縄の歴史や風土が認められたことを社員一同うれしく思っている。  
沖縄を代表する設計士の仲座さんが設計してくれた。
創業者や設計士に縁がありここに至ったので、携わった方々に感謝したい」と
喜びを語りました。

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