親子で魚の成長や養殖技術を学ぶ

方言ニュース2014年8月29日放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

県栽培漁業センターの体験学習会が、
このほど、本部町のセンター内で開かれました。

学習会には親子連れおよそ20人が参加し、
センターで養殖している
シャコ貝(アジケー)やシラヒゲウニ、
ヤイトハタ(アーラミーバイ)などの水槽やいけすを見学し、
興味津々に水槽を覗き込み、
魚などの成長過程や養殖技術について学びました。

シャコ貝の水槽には、
緑や青など色とりどりの買いが底に張り付いており、
光合成をする褐虫藻が体内にあるのとの説明を受けた参加者は驚いた様子でした。

容量100トンの水槽では、
スギが大きな体を揺らして泳ぐ様子が見られ、
ヤイトハタなどが泳ぐいけすでは、
餌やり体験が行われましたが、
参加者がひしゃくで餌をいけすめがけて投げると、
ヤイトハタが水しぶきを上げて勢いよく食べる様子が見られました。

ウニの禁漁について学んでいるという小学校4年生の女の子は、
「沖縄でもウニを回復させる取り組みをしていると知って驚いた。
 もう少し大きくしてから海に放さないと食べられてしまうのでは」
と心配そうに話していました。

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