方言ニュース
2014年8月25日(月) 放送分
琉球新報の記事から紹介します。
那覇市の対馬丸記念館には
今年度、
対馬丸撃沈で亡くなった犠牲者の写真が
あらたに10枚追加されました。
このうち、2枚を寄贈したのが
金武町の小波津美代さん(99)歳で、
母親の順子さん、当時57歳と、
妹の幸(さち)さん、当時18歳の写真が
新たに加わりました。
美代さんは70年前、
当時の金武村役場に勤めていましたが、
県の疎開勧奨の説明会開催を母親に
伝えたことを今も悔やんでおり、
「こんなふうに母親を死なせるとは
思わなかった」と話しています。
そんな美代さんは、会館から10年を経て
写真の寄贈を決断した理由については
多くを語りませんが、
6月の天皇皇后両陛下の対馬丸記念館の
来館がきっかけで、
遺族の1人として両陛下を迎えるにあたり、
記念館職員とのやりとりを深める中、
寄贈に応じることになりました。
同居するおいの隆さん(64)歳は、
「いずれは寄贈したいと思っていったので、
ほっとしている。