徳本さんの詩 最優秀

2022年6月21日(火)放送分

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

県平和祈念資料館はこのほど、
慰霊の日の沖縄全戦没者追悼式で朗読される
「平和の詩」に、沖縄市立山内小学校2年生の
德元穂菜さんの作品
「こわいをしって、へいわがわかった」を
選出したと発表しました。

911点の応募の中から選ばれた
德元さんの詩は、
多くの人が亡くなった沖縄戦の絵を
美術館で見て不安になり、
抱きついた母親の温かさに
「これがへいわなのかな」と感じ、
平和を守り続けたい素朴な思いが
つづられています。

また、追悼式のパンフレットに掲載される
図画には、県立開邦高校1年生の
吉原すみれさんの「平和のために」、
作文には南城市立玉城中学校3年生の
花城さくらさんによる
「軍服からのメッセージ」が
それぞれ選ばれました。

吉原さんの絵画では、平和のために、
多くの人の悲しむ顔をなくしたいと、
涙を流す顔が描かれ、花城さんの作文では、
曽祖父母が遺品として残した沖縄戦中の軍服を通して、
戦争や平和への考えを改め、
非戦の思いを伝えていく重要性に気づかされた気持ちを記しました。

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