紅型デザインコンペ受賞作品発表

2022年5月30日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

琉球びんがた普及伝承コンソーシアムと
琉球びんがた事業協同組合はこのほど、
琉球びんがたネクストデザイン
コンペティションの受賞作を発表し、
グランプリに坂本希和子さんの
「蓮華丸繋文様」が選ばれました。
このほか企業賞に8作品が選出されました。
受賞作品はコンソーシアムや協賛企業の
コラボアイテムとして商品化や
販売を目指します。

グランプリ作品は蓮の花や蝶、格子を配置して
万華鏡のように広がる世界を表現したもので、
紅型工房に勤務する坂本さんは
「紅型の色彩にひかれてこの道に進んだ。
技術を磨いて今後も作品を作っていきたい」
と意気込んでいました。

コンペティションは沖縄の日本復帰50周年を記念して開催されたもので、
職人や芸大卒の紅型作家から作品を募りました。
県内外から30点のエントリーがあり、
20点の作品が提出されました。

審査した県立芸大の名護朝和教授は
「若い人たちからたくさんの応募があり
エネルギーを感じた。
紅型には自由で面白い作品がたくさんある。
次代を担う人たちが新しい紅型をつくってほしい」
とエールを送りました。

応募作20点は来月、
パレットくもじ8階で展示される予定です。

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