宮古と渡名喜は成人式を中止

2021年12月29日(水)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

来年の成人式の実施形式などについて
琉球新報が県内全41市町村を対象に
アンケートを実施したところ、
宮古島と渡名喜の2市村が中止、
37市町村が規模縮小など例年とは異なる
形式で実施を検討していることが分かりました。
新型コロナウイルス感染症の流行が
小康状態の中、2市町は例年通り
実施すると回答しました。

宮古島市は「感染状況は落ち着いているものの
依然として予断を許さない状況にあり、
感染リスク回避で決定した」と
2年連続の中止を決めた上で
今年同様に新成人を対象に
1万円の「成人祝金」を給付します。

一方、例年と異なる形式で実施すると答えた
37市町村は時間短縮や来賓者数の削減、
式典の簡略化などを挙げています。

ワクチン接種・陰性証明を
「求める」としたのは2市町で、
与那国町は島外からの参加者が多いため、
特に県外からの参加者へ証明を求めており、
石垣市は教育委員会が
式典への「入場条件」として
ワクチン接種2回接種の証明書、
陰性証明書の提示を求めるとしました。

医療提供体制がぜい弱な離島ならではの事情や
世界最悪レベルの爆発的感染が起きた
沖縄の事情を踏まえ
行政側が気をもむ様子がうかがえます。

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