親類と対面、出会いに感謝

2021年12月21日(火)放送分

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

自らのルーツを求めて沖縄を訪れた
ハワイ県系3世のゲイル・ナオミ・ションさんが
このほど、西原町で親類と対面を果たしました。
親類は元西原町議会議員の与那嶺義雄さんです。

ナオミさんは
「7、8年前に息子が沖縄に来たときは
親類が見つけられなかったが、
今回は会えて良かった。
私と沖縄をつないでくれた皆さんに感謝したい」
と喜びました。

ナオミさんは現在、生まれ育ったハワイを離れ、
神奈川県横須賀のアメリカ軍基地で働いており、
沖縄には首里にルーツがある県系3世で、
夫のフィリップさんと2人で訪れました。

元ハワイ沖縄連合会のデビット新川さんに
親類を探していることを相談したところ、
読谷村に住む沖縄ハワイ協会の
瀬分(せわけ)コリン善久(よしひさ)さんや
西原町幸地自治会の翁長区長らへとつながり、
対面につながりました。

与那嶺さんと対面したナオミさんはその足で
与那嶺さんとともに、門中墓や御願所、
公民館などを回りました。

ナオミさんは初来県の感想について
「ウチナーンチュのホスピタリティーに感動している」
と話し、与那嶺さんは
「海外のウチナーンチュは
自身のルーツへの思いが強い。
われわれの門中の多くがハワイへ飛び立ち、
中には州の下院議員もいる」
と語りました。

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