合唱団結成2年で金賞

2021年11月25日(木)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

今月6日に埼玉県で開催された
第74回全日本合唱コンクール全国大会
小学生部門で、合唱団結成2年目の
那覇市立仲井真小学校合唱団が
金賞に輝きました。

合唱団は去年4月、音楽専科の
工藤かや教諭が赴任して結成されたもので、
それまで前任教諭が率いる音楽部の
マーチングが、毎年九州大会で
入賞を果たすなどの名声を上げていました。

合唱団には音楽部に所属していた
児童らが入団しましたが、
結成当初、楽器をやりたいという子どもたちに
「ごめんなさい」と謝っていたという
工藤教諭は、
「自分の得意とする合唱で子どもたちと
向き合わせてほしい」
と信頼関係を築く日々を重ねました。

大会では、2年生から6年生の
38人がステージに立ち、
課題曲と自由曲の同声合唱組曲
「時代」の2曲を歌いました。

団員は
「2曲目のクライマックスに
差し掛かる直前のハモリでは自分たちの歌が 
跳ね返ってる初めての体験をした。
体がふわっと浮く感じだった」
と目を輝かせ、銀賞を目指していたという
屋宜明李(あかり)団長は
「今までやってきたことを伝えられる歌を
ステージで歌えたことと、金賞を取れたことがうれしい。
自分たちを信じ、辞めなくてよかった」
と喜びを語りました。

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