県内のガソリン173円台に

2021年11月8日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

経済産業省が4日に発表した
1日時点のレギュラーガソリン
1リットル当たりの平均小売価格で、
沖縄は前の週と比べて2円50銭高い
173円20銭でした。
6週連続の値上がりとなり、
2008年8月以来の高値となっています。

石垣市内では4日、
レギュラー1リットル当たり
185円で販売する給油所もあり、
給油に来た70代の主婦は
「週に2、3回、
2千円分のガソリンを入れているが、
入れるたびに値段が上がっている。
仕方ないから遠くに行くのは
控えるようにしている」
と話しました。

調査した石油情報センターは、
アメリカの原油在庫が市場予想を上回り、
原油価格が足元ではいったん
落ち着きつつあるとしていますが、
県内の大手物流事業者によりますと、
トラックに使う燃料費は前の年に比べ
30%増となっており、
県外・離島との配送の際に船会社に支払う
燃料油価格調整金も前年の2倍に
上っているということです。

この会社の担当者は
「荷主への料金転嫁は最後の手段なので、
燃費の良い運転の指導などできることを
徹底してやっている。
状況を注視するしかない」
と話しました。

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