首里城復興 思い届ける

2021年10月26日(火)放送分

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

琉球伝統芸能デザイン研究室は
今月31日、那覇市の玉陵で
「琉球古典音楽アートパフォーマンス」
を開催します。

県立芸術大学芸術振興財団の助成事業で、
那覇市市制100周年記念事業の1つです。

研究室代表理事で、県立芸術大学の
山内昌也教授が、玉陵前に設置した琉球畳上で
「茶屋節」を奉納します。
奉納演奏後、敷地内にある東の御番所で
芸大生が琉球古典音楽を2曲演奏します。

演奏当日はおととし10月31日に発生した
首里城火災から2年となりますが、
山内代表は
「昨年も玉陵前で奉納演奏をした。
芸大の研究室から首里城の方を見ると、
日に日に復興工事が進んでいるのが分かる。
焼失の悲しみを風化させないようにすると共に、
再建後の首里城をどう生かすか
考え続けるために、
10・31の演奏会を重ねていきたい」
と話しました。

午前10時開始で、東番所での演奏は
午前10時半から11時までです。
パフォーマンスの鑑賞は無料ですが、
玉陵の観覧料300円が必要です。

また、研究室は来月7日午前11時半から、
那覇市の識名園で、舞踊と歌三線の
パフォーマンスを行いますが、
観覧料400円が必要となります。

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