北大東島に大量の軽石が押し寄せる

2021年10月11日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

北大東村の最東端にある唯一海水浴が楽しめる
通称・沖縄海に、大量の軽石が押し寄せています。
さらに島の周囲を取り囲むように、
軽石によって灰色のラインが
青い海に浮かび上がっています。

北大東村は断崖絶壁に囲まれた島ですが、
沖縄海は唯一海水浴が楽しめる海岸で、
波に乗って押し寄せられた軽石が海岸一帯を
覆っています。
石の大きさは大小さまざまです。

村の担当者が南大東島気象台に
問い合わせたところ、
およそ1050キロ離れた小笠原諸島の
福徳(ふくとく)岡(おか)ノ場(のば)で
8月16日に海底火山の噴火があり、
流れ着いたのではないかということです。

先月下旬の台風16号の後から島の周囲を
漂流している様子がたびたび
住民によって確認されており、
村の担当者は
「気象庁や専門家による
本格的な調査はこれからだ」
と話しています。

再生