島の味ポーポーどうぞ

2021年10月5日(火)放送分

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

うるま市平安座島でスイーツ
「サングヮチポーポー」を販売する
「ポーポー家ターミー」が人気を集めています。

サングヮチポーポーは、旧暦の3日から5日に
行う伝統行事「サンガチャー」の際、
重箱に詰めて仏壇に供えるもので、
平安座公民館の隣にある「ターミー」は
島で生まれ育った田村明美さん(72)歳が
サンガチャー以外も注文を受ける店として
2014年にオープンしました。

夫が亡くなりしばらく店を閉めていましたが、
今年2月2年ぶりに友人姉妹の協力で再開しました。
焼き方が難しいため島でも作れる人が少ない
サングヮチポーポー。
中火で生地を焼くのがコツで、
モチモチ感が出ておいしいということです。

午前6時開店の店には島内外から客が訪れ、
ポーポー以外にも250円の骨汁や
季節の食材を取り入れた300円弁当など
ボリューム満点のメニューは、
11時過ぎには売り切れる人気ぶりです。

客で島在住の男性は
「売り切れる前に弁当やポーポーを買って
家族で食べている。
ターミーのポーポーはおいしい」
と絶賛しました。

田村さんは「2人の手助けが頼もしい。
ポーポーは焼き加減が難しいが、
主人の母から教えてもらったポーポーを
食べてほしい」と呼び掛けました。

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