自分だけが自分を守れる

2021年8月13日(金)放送分

担当は林京子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

恩納村立恩納小学校でこのほど、
6年生40人が参加して、
「薬物乱用防止」の講話が行われました。

石川署生活安全課少年係の署員が
映像データなどを使って解説し、
「たばこやお酒は薬物と同じ仲間か?」
という問いかけから話を進めました。

署員は、たばこや酒が
「ゲートウェイドラッグ」と呼ばれ、
大麻、覚せい剤、シンナー、トルエンといった
薬物の乱用につながる危険性があることを
説明しました。

また、身近にあるため子どもの飲酒や
喫煙への罪悪感が薄く、
「容易に皆さんに迫ってくる」と警告しました。

一方、「ノンアルコールなら飲んでいいか?」
との問いに対しては
「駄目。本物と近い味に作ってあるので
飲酒のきっかけになる」
ときっぱりと言い切り、
来年4月から法律で成人年齢が
18歳に引き下げられても、
飲酒や喫煙が認められるのは
20歳であることを強調しました。

そして、最後に「たった一度の好奇心が
命取りになる」と話し、
「薬物には興味本位で手を出さない。
誘惑に負けない気持ちを持ち、
自分だけが自分の心と身体を
守れることを肝に銘じて」
と結びました。

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