神奈川県川崎市の比嘉さんが大賞を受賞

2021年8月11日(水)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

「第17回わがまち花と緑のコンクール」
個人の部大賞に、県出身の比嘉孝さん
74歳の庭「オープンガーデン」が
選ばれました。

コンクールは、緑と花を育て、市民に優れた
景観を提供する人や 団体を表彰するもので、
川崎市公園緑地協会が主催しています。
比嘉さんは初めての応募で、
大賞を受賞しました。

選考委員の全会一致で
大賞に選ばれたということで、
「道に面したオープンな庭でテーブルと
イスを設置して花木を植え、花で庭を彩っている。
比嘉さんの庭は町のオアシス的な
存在になっている」と評価されました。

長年にわたり川崎沖縄県人会長を努め、
現在は県人会の名誉会長の比嘉さんは
4歳の時に両親と川崎に移り住みました。

本格的に庭づくりを始めたのは、
2002年にアメリカ・ニューヨークで
自宅の庭を観光客に開放する
ガーデニングコンテストの素晴らしさに
感激したのがきっかけで、 
シーサーが乗った門柱だけを残して
外壁を撤去し、道行く人に喜んでもらえるような
オープンガーデンにしました。

比嘉さんは受賞について
「皆さんに喜んでもらえるのが
うれしくて続けてきた。
まさか、このような評価をいただけるとは
思わなかった。ほんとうにうれしい」
と笑顔を見せました。

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