妊婦のコロナ感染が増加

2021年8月5日(木)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

県内で妊婦の新型コロナウイルス感染が
急増しており、県はおととい、
妊婦とその家族に対し、
不要不急の外出自粛や同居家族以外との
会食自粛を徹底し、
ワクチン接種について主治医に相談するよう
呼びかけました。

新型コロナに感染した妊婦のお産は琉大病院と
県立中部病院で受け入れています。
琉大病院では新型コロナに感染した
妊婦の病床が7床ありますが、
6床が埋まっています。

また、コロナ感染者から生まれた赤ちゃんは
濃厚接触者として、感染対策をした
新生児集中治療室で受け入れますが、
琉大病院では2床中1床が埋まっており、
琉大病院の金城忠嗣(ただつぐ)医師は
「かなり逼迫している」と危機感を示しています。

さらに、新型コロナに感染した妊婦のお産の際、
医師らは防護服などの準備に1、2時間を
要することから、
容体が急変して緊急帝王切開が
必要になった時に間に合わないため、
琉大病院では元気なうちに
帝王切開をすることにしました。

新型コロナに感染すると早産のリスクが
高まるというデータもあり、
金城医師は「家庭内感染が多いので、
妊婦だけでなく家族も慎重に
行動してほしい」と話しました。

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