宮森事故62年悼む

2021年7月16日(金)放送分

担当は林京子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

1959年に宮森小学校へアメリカ軍の
ジェット機が墜落した事故から62年を
迎えた先月30日、うるま市の宮森小学校で
児童会主催の追悼集会や、
石川・宮森630会と遺族会による
慰霊祭が開かれ、セミの声が響く中、
事故の犠牲となった児童らの冥福と
恒久平和を誓いました。

追悼集会には、5年生と6年生の児童
およそ150人が参加し、
事故で亡くなった児童らの名前が刻まれた
「仲よし地蔵」に手を合わせ、
花を手向けました。
平和を誓う群読や放蝶も行われました。

集会後には6年生全員が
「平和の鐘」を響かせましたが、
最初に鐘を鳴らした児童は「1年生の時よりも、
詳しく学んだ今がさらに事故の恐怖を感じる」
と話しました。

また、慰霊祭には、事故体験者や関係者など
およそ30人が参加しました。
石川・宮森630会の久高政治会長は、
多くの活動支援に感謝し、
「今もアメリカ軍機が飛び交い、
同じ事故が起きるのではという危機感がある。
事故の悲惨さをしっかりと語り継ぐ
必要がある」と語りました。

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