浅瀬でまさかのマグロを捕らえる

2021年7月8日(木)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

本部町浜元の海岸でこのほど、
那覇市の石崎豪さんと妻のゆかりさんが、
体長およそ1・63メートル、
推定70キロのマグロを「水揚げ」しました。

2人はドライブ中、海面に何度も上がる
大きな水しぶきに気付き、
車で近づいて海岸に下りると、
岸からおよそ10メートル、
水深およそ15センチの浅瀬に横たわる
生きたマグロを発見し、
石崎さんは「マグロが海に落ちている」
と驚いたということで、
「海でラジコンボートでも走らせているのかと思ったが、
近くに人もいないので不思議に感じた」と振り返りました。

そして、疲れた様子のマグロを素手でつかみ
生け捕りにしましたが、
その大きさに四苦八苦し、
2人がかりで車のトランクに積み込み、
家路を急いだということです。

生け捕りにしたのはキハダマグロで、
普段は沖合の深い海域に生息しており、
めったに沿岸部には近寄らず、
餌などを求め迷い込んできた可能性が
高いということです。

石崎さんは自宅で刺し身を味わい、
「来月、誕生日なので少し早い海からの
バースデーケーキ。とてもおいしかったけど、
食べても食べてもなくならない」
とうれしい悲鳴を上げました。

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