大好きな海、綺麗に

2021年7月2日(金)放送分

担当は林京子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

毎週月曜日の夕方、南城市知念の海岸では、
砂浜をきれいにしようとごみ拾いをする
子どもたちがいます。

知念中学校3年の具志堅咲羽さん、
知念小学校5年の塁さんきょうだいと、
知念小学校5年の志喜屋ももさん、
それに琉大付属小学校年1の吉田陽季さんの4人で、
「ビニール1、プラスチック1」などと
声を出しながら1つ1つ丁寧に拾い、
ごみの種類を記録しています。

4人は去年3月、新型コロナウイルスの
感染拡大で学校が臨時休校となり、
運動不足解消を目的に近所の砂浜を散歩した際、
至る所にごみが散乱していることに気づき、
拾うようになりました。

今年4月からは
「エコホヌ」というグループ名で活動し、
全国こどもエコクラブにも加盟しました。
拾ったごみは紙に記録し、
海洋ごみ問題に取り組む環境NGO
「JEAN」に報告しています。
主にビニール袋やプラスチックの破片が
多いことが記録で判明し、
「国際的な問題のマイクロプラスチックが
身近にあることを改めて知った」
と語っています。

ももさんの母親で4人の行動を見守ってきた
志喜屋理恵さんは
「多くの人に子どもたちが取り組む活動を
知ってほしい。ほかの地域でも同様の活動が広がれば」
と期待しました。

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