県の人口、前回5年前に比べ3万4844人、2・4%増加

2021年6月28日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

県統計課がこのほど発表した
国勢調査の速報値によりますと、
去年10月1日現在、
県の人口は146万8410人で、
前回5年前に比べ3万4844人、
2・4%増加しました。
人口増加率は前回調査の2・9%を
0・5ポイント下回りました。

前回調査で、
人口増加率は初めて全国首位に立ちましたが、
今回は東京都の4・1%に次いで
全国2位となっています。

人口は1950年以降は増加傾向にありますが、
伸びは鈍化しています。
世帯数は61万2749世帯で前回調査から
5万2325世帯、9・3%増えましたが、
1世帯当たりの人数は2・40人で
前回より0・16人減少しています。

70年以降減少を続けており、
核家族化が進んでいます。
一方、41市町村別では、
21市町村で人口が増加し、
20市町村で減少しました。
人口増加率が最も高かったのは中城村の14・0%で、
減少率は渡名喜村が19・1%で
最も高くなっています。

人口増加数はうるま市の6508人が最も多く、
次いで宜野湾市の3949人、
沖縄市の3561人と続いています。
逆に人口減少数が大きかったのは那覇市の1603人、
本部町の993人、今帰仁村の627人の順となりました。

再生