第一航空 那覇ー粟国路線 来月下旬に再開

方言ニュース
    
2021年5月31日(月)放送分

琉球新報の記事から紹介します。

2018年4月以来、
運休となっている那覇―粟国路線を結ぶ第一航空が、
来月6月下旬にも運航を
再開することがこのほど、
分かりました。

琉球新報の取材に担当者は
「粟国村など地元の人に役立つことを、
早く手掛けられるようにしたい」
と意欲を示しました。

関係者によりますと、
再開に向けて村や県も含めて財源確保などの
協議を進めているということです。  

第一航空によりますと、
機体は18年と同じ型のプロペラ機DHC6で、
乗客定員は19人です。

那覇―粟国間を週3日のチャーター便、
1日1往復として再開し、
将来的には定期便を目指します。

再開時期は新型コロナウイルスの感染状況や
緊急事態宣言の解除時期によって、
7月以降にずれ込む可能性もあり、
担当者は「村民に再開について説明をしたい。
コロナの影響で難しければ、
文書での案内も考えている」と話しています。

第一航空は15年8月、粟国空港で
着陸失敗の事故を起こし運休しました。

2018年1月から3月にかけては
行政補助を受けて運行を再開しましたが、
過去最高額となる18年度分の補助額、
およそ2億6千万円の提示に
県と村が難色を示し、
この年の4月に再び運休となっていました。
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